初めに
HTMLというのは、Webサイトを作る上で一番基礎となる言語です。
そしてCSSは、見た目を整えることができる言語です。
学習するにあたって、まずはこの2つの言語の簡単なイメージを共有いたします。
雰囲気を理解するだけで結構ですので、
「そういうものなんだな」
と思うことができたら、次に進んでください🎵
目に見える部分を作るのが、HTML
Webサイトを見ていると、文字や画像などの情報が表示されています。
その表示をしているのは、HTMLという言語です。
HTMLは、
Hyper Text Markup Language
の頭文字を表しています。
Textにマークアップ、つまり意味を持たせている言語です。
いきなりそう言われてもピンとこないと思いますので、
Wordで文章を作成する時を考えてみましょう。
例えば、タイトルというのは、本文の要約をしている文です。
特に、最初に書くタイトルは、論文や資料の一番目立つので、とても重要なものですよね。
逆に、本文はタイトルの中身を長文で書いている部分ですので、一つ一つの文章はそこまで重要ではありません。
また、表現に幅を持たせるため、リストや表を使う部分も出てきます。
このように、ただ文字が並んでいるのではなく、読み手が理解しやすいように、
意味を持たせている文章のことを、マークアップされた文章と呼びます。
まとめると、HTMLは意味を持たせた文章を、Web上に書くことができる言語です。
使っているうちに自然と覚える
HTMLには、たくさんのタグや、規則（ルール）が出てきます。
初めての方は、覚えるのがとっても大変です。
「自分にはできるかな」と不安になっていしまうかもしれません。
っっっっっっっっっっでも、大丈夫です！
重要なものほど出現頻度も高いので、学んでいるうちに自然と覚えるものです。
例えば、あなたの家の近くにあるコンビニまでだったら、Googleマップを見なくてもたどり着けますよね。
そして、スーパーや学校、会社など、通う頻度が高い場所は、その道筋や地名も自然と覚えます。
同じ道ではなく、色んな行き方をすれば、その分周りの地図も何となく頭に入ってきますよね🎵
同じように、HTMLやCSSも、何回も読んだり、学習を進めていくうちに、
どんどん知識が溜まっていくので、自然と覚えていきます。
あなたがまだ覚えていない知識は、初めて学んだか、そんなに重要じゃないので無視して大丈夫です。
ここだけの話、僕も仕事中に、基本的なことも調べながら書いています（笑）
「なんかこんなのあったよな〜」
とか思いながら、Google先生の知識を借りているわけです。
なので、「記憶力がないので不安なんです＞＜」という人も、
安心して学習を進めてください！
CSSは、見た目を装飾するもの
HTMLは意味のある文章を書くための言語でした。
一方CSSは、見た目の装飾を変えることができる言語です。
見た目というのは、
- 色
- 大きさ
- 間隔（余白）
- 位置
などのことです。
ちなみに、CSSも略語で、
Cascading Style Sheets
の頭文字を取っています。
もしもCSSを使わなかったら、ただ文章やリストが続いているだけの、
味気ないサイトになってしまいます。
そこに、CSSで見た目を整えることで、
今風のサイトになったり、
サイトの雰囲気を表現することができます◎
デザインを学んでいる方は、CSSによって自分のデザインをWebサイトに反映することができるので、
今の時代なくてはならない言語です。
HTMLとCSSは一緒に使う
この2つの言語は、ほとんどの場合一緒に学ぶことが多いです。
というのも、片方だけではあまり実用性がないからです。
本を調べてみても、タイトルには「HTML & CSS」というくくりで作られています。
なので、僕の講座でも同じくくりにしました。
「一度に2つの言語を学ぶのは大変そうだな(^_^;)」
と心配になった方は、ゲームソフトと本体を同時に購入したみたいなものですから、
安心してください^^