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分からないことへの対処法
皆さんは、プログラミングの学習中や仕事等で「分からないこと」が出てきた時に、どのように対処していますか?
僕は普段からプログラミング学習をサポートしているのですが、分からない事が出てきた時に、「何から始めればいいのか分からない」という方が多いという印象を受けます。
自分で解決出来る人と、そうでない人の違いは何でしょうか?
仕事が出来る人というのは、間違いなく「タスク分け」をして取り組んでいます。
最初から答えを求めるのではなく、順序立てて調査を進めていき、答えに辿り着きます。
この記事では、何故タスク分けが大事なのかの解説と、具体的な手順を紹介をしていこうと思います。
皆さんの今後活動に役立つ内容が満載ですので、是非最後まで読んでください。
それではいきましょう。
タスク分けが大事な理由とは?
それでは、まずは「タスク分け」が大事な理由を説明します。
それはズバリ、やることが簡単で明確になるからです。
仕事でも勉強でも、1度に出来る作業は1つです。
同時並行で進めることは出来ません。
また、大きなまとまりとして捉えてしまうと、その分問題が大きくなってしまいます。
仕事が出来る方は、簡単な作業の積み重ねをしています。
それらがまとまって大きな仕事をしているように見えているだけです。
料理や道案内に例えると分かりやすい
タスク分けが大事とは言っても「タスク分けするのは難しそう><」と感じる方がいるかもしれません。
「私には出来ないんじゃないか」そう不安に思う人もいるかと思います。
ですが、タスク分けは”慣れ”は必要ですが、やってみるとそんなに難しくはありません!
普段から気づかない内にやっていることです。
これから2つの例を挙げますので、身近な存在かどうか確かめてみてください。
具体例1:料理
普段料理をする人なら分かると思うのですが、料理をする手順というのはまさにタスク分けされています。
カレーを作る場合には、
- 材料を揃えて
- 材料を切って
- お湯で煮て
- カレー粉を入れる
のように、工程を分解しています。
カレーを作るのが初めてという方も、1つ1つ工程をこなす事が出来れば、カレーを完成する事が可能ですよね。
これがもしもレシピの本に、カレーの作り方で「カレー粉と材料を買って、作る!」だけしか書かれてなかったら、
どうやって作るんだ><
という疑問は解消されないまま作れないですよね笑
それと同じように、プログラミングの学習で課題が出た時も、
順序立てて工程を知れば、難易度はグッと低くなります。
具体例2:道案内
次の例は道案内です。
皆さんが昔家から学校まで行く時に使っていた、通学路がありますよね。
この通学路を人に説明する時はどうしますか?
僕の場合は、家から小学校まで歩いて行っていたのですが、
- まず家の駐車場を左に曲がって
- 1つ目の角を右に曲がって
- 付き当たりが学校なので、そのまま学校沿いに左に曲がって
- 右に曲がれば正門に着く
という道順になります。
僕の場合は簡単ですが、コンビニや郵便局など目印を使って説明人もいるかと思います。
学校の場所が分からなくても、道順を追っていけば誰でも学校まで辿り着けますよね!?
これと同じように、正しい工程さえ分かれば、答えまで辿り着けるようになります。
いかがでしょうか?
結構身近な事でタスク分けをしていると思いませんか?
まずは10個にタスク分けしてみる
ここまでで、タスク分けの効果は理解いただけたかと思います。
じゃあ実際にどうすればタスク分け出来るようになるのか?は気になりますよね。
僕のお勧めは、とりあえず10個に分割してみる、ということです。
ちょっと多めに設定しました笑
分割する癖をつけた方が早く身に付くので、細かすぎるくらいに分割するところから始めることをオススメします。
全く分からない問題に取り組む場合は「10個調べる」で大丈夫です。
例えば「PHPでカレンダーを作る方法」を調べる時は、
- PHPの表示の仕方を調べる
- PHPの配列の書き方を調べる
- PHPの条件分岐の書き方を調べる
- PHPの日付の表示の仕方を調べる
- PHPの曜日の取得の仕方を調べる
- PHPの祝日の取得の仕方を調べる
- PHPの今月の判定の仕方を調べる
- PHPの来月の判定の仕方を調べる
- PHPとHTMLを同時に書く方法を調べる
- HTMLのTABLEタグの使い方を調べる
これで10個になりました。
まぁ僕は答えを知っているので、かなり核心を突いた10個になりましたけどね笑
最初から完璧にタスク分けはおそらく出来ません。
腹筋も最初から上がらないのと一緒で、何回もトライすることでいつか出来るようになります。
脳トレも筋トレも積み重ねが大事です。
間違いなく前進しますから、10個タスク分けをやってみてください。
タスク分けをすると、質問もしやすくなる
タスク分けには、進めやすくなる意外にも効果があります。
それは、質問しやすくなるということです。
大きなまとまりで質問してしまうと、聞かれた側は答えにくいのですが、
「PHPの配列の表示の仕方はどうすればいいですか?」
と言ったようなピンポイントの質問には、ズバッと回答を出す事がしやすいです。
逆に言うと、質問でダメ出しを受ける方は、タスク分けをして分からないポイントを整理してから質問すると、いい返答を受けられます。
タスク分けを添削してもらえば、一気に実力が付く
さらにオススメなのは、タスク分けしたものを添削してもらうことです。
そもそもタスク分けが正しいのかを判断してもらえれば、早く間違いに気づけます。
さらに、間違った箇所の訂正が今後の学習にすごく役立ちます。
そこに仕事が出来る人のノウハウがあると言っても過言ではありません。
もしも、身近に質問出来る人がいないという方は、MENTAという気軽に現役プログラマーに質問出来るサービスもあります。
僕は最低価格の月3,000円で4回zoom出来るという破格のプランでやっています^^
まとめ
それでは最後に、今回の記事をまとめていこうと思います。
今回は、仕事が出来るプログラマーは「タスク分け」をしているということを説明しました。
そしてタスク分けは身近なことで無意識にやっていることを、例を使って確認しました。
まだ慣れていない方は、まず10個に分けることで、タスク分けの力はどんどんついていきます。
これを読んだ方はすぐに実践していきましょう。
今後もプログラミングに役立つ記事を作成していきますので、気に入っていただけた方はブックマークをしていただければ幸いです♪
ここまで読んでいただき、ありがとうございました^^